[AutoCAD]初心者がまずすべき初期設定

[AutoCAD]初心者がまずすべき初期設定

これからAutoCADを使用していく場合、まずはじめに自分に合った、作図効率が向上するような初期設定を行うと、AutoCADオペレーターとしての軽快な一歩を踏み出すことができます。日々業務で使う際に、使い心地の良さというのはとても重量ですし、少しの操作の早さが積み重なる、と後々大きな差となります。AutoCADを長年使っている方も、知らなかった初期設定があるかもしれませんので、初心者に限らず使えるテクニックをご紹介します。

レイアウト空間の背景を黒にする

通常作図するモデル空間の背景は黒ですが、レイアウト空間の背景は明るい色になっています。もちろん印刷される内容には、背景の色は関係ありません。しかし、作業をするうえで、画面の背景色が違うことで、操作中の見え方に違いを感じることがあります。目の疲労度にも、変化があるかもしれません。レイアウト空間の背景を黒にしたい場合の設定方法は、下記のとおりです。
AutoCAD左上の赤いマークをクリックすると、パネルが表示されるので、その中にある「オプション」を選択しましょう。タブにある「表示」の中に「色」という項目があります。こちらで黒、またはお好きな濃い色に変更しましょう。「コンテキスト」から設定したいものを選択し、その右側にある「インターフェース要素」の中から「共通の背景色」を選びます。そして「色」の設定に移ります。

自動保存の設定

慣れてくると、自然と上書き保存することを思い出せますが、まだCADを使い始めたばかりで操作に熱中してしまい、保存するのを忘れてしまうことがあるかもしれません。長時間作業したデータを保存せずに、不意に固まってしまって強制終了になってしまうと悲惨です。AutoCADでは、不意にダウンしてしまうこともありますので、万が一の時に安心できる機能が「自動保存」です。こちらも、「オプション」内からの設定が可能です。「オプション」→「開く/保存」のタブ→「自動保存」の手順になります。ここで自動保存する時間の間隔を設定することができます。あまり頻繁に自動保存をかけるとデータが動作が遅くなることもあるため、適度な間隔にしておきましょう。

極トラッキングを使用する

AutoCADでとても便利な機能が「極トラッキング」です。これは、任意の角度に線を描いたり、オブジェクトを動かしたりするときに、ガイドラインが出てくる機能です。角度を大きくしたり、小さくしたり作業内容に合わせて変更しましょう。
こちらも「オプション」から設定できます。「極トラッキング」というタブを選び、チェックボックスにチェックを入れ、お好きな角度に設定しましょう。一覧にない角度は「追加」という個所をクリックすることで、好きな角度に設定可能です。

いくつかの設定を紹介しましたが、他にも「オプション」からは様々な設定が可能です。ここから色々な設定を探し、試してみて自分のお気に入り、オリジナルを追求するのも良いでしょう。使用していくうえで、「こんな機能は持ってないのかな」と疑問を持った時に、この「オプション」から解決することもよくあります。基本的な動作や表示で疑問を持ったら、まず「オプション」を開いて確認してみましょう。