3D-CADのアニメーションで動作説明を分かりやすくする

3D-CADのアニメーションで動作説明を分かりやすくする

製品の紹介をするとき、図面を見せることや言葉でパーツの動きを説明するだけでは理解しにくく不十分なことがあります。しかし製品や各部分の動きを実際に見せることができれば、何が起こっているのか感覚的に分かります。3D-CADを使うことで現物がなくてもバーチャルでこれを見せることが可能で動作説明が容易になります。

自動でできることも多く効率的な対話ができる

アニメーションを作成すると言ってもグラフィックや高度なCG技術まで身につけている必要はありません。アニメーション対応した3D-CADでは動作確認をするためのアニメーションが簡単に作成できるようになっています。単なる部品の動きだけでなく、大掛かりで非常に凝った映像を作る必要であれば別途専用のソフトや技術を要するためCADオペレーターの域を超えてしまいます。しかし取引先への製品の動作説明、または社内での製品に対する理解を深めるための簡素なプレゼン等であれば3D-CADで作成できるアニメーションでも十分です。オペレーターは基本的な動作の設定を部品に組み込んでいくだけで作成できます。あとはソフトが自動で計算し動きを補足してくれることも多いので操作に慣れればサクサク作れるようになるでしょう。

ドラッグして動作を組み込む

アニメーション作成には主要な部品に動きを記憶させていきます。動き方やその速さなどを指定することができます。速さを決めるためにも、タイムライン上で動作の時点を指定します。機械でよく使われている動きであればモーション設定で簡単に組み込めます。例えばモーターを使った回転や、振動、加速的な動きなども表現できます。部品の大きな動きなどは自分で設定ができます。動作時点を指定後、部品を任意の位置までドラッグするだけで完了です。

アニメーションを作る上で重要なポイント

実はソフトの機能によって多くの工程は簡単に進められるのでアニメーションを作るだけならそれほど難しくありません。しかしアニメーションを作る本来の目的に沿った、見る人ができるだけ製品を理解しやすいものを作るには工夫をしていく必要があり、それがアニメーション作成において重要なポイントになってきます。

動作のタイミング

部品に一つ一つ動きを付け加えるのは簡単ですが、独立して動作する部品数が増えてくるとタイミングの合致などが難しくなってきます。一つの部品に連結された部分であれば自動で動きを組み込めますが、独立した部品に関しては再び自分で設定の必要が出てきます。しかし全体としてみれば一つの製品であるため、あるタイミングで動作を連動させなければなりません。

カメラワーク等

アニメーションで他に難易度の高いポイントとしてはカメラワークやカット割のように映像としての見栄えに関することです。普段図面を描いている人に映画を作るようなセンスは求められませんが、プレゼンをする上で見せる必要のある箇所についてはよく見えるようアニメーションを構成しなくては意味がありません。

デモンストレーションに大いに役立つ

アニメーションを作成して製品の動きを説明することはデモンストレーションとして非常に意味のあることです。静止画ではなく動画とすることが「動作」を説明するために最も有効的な手段となります。