〔AutoCAD〕文字検索「FIND」

〔AutoCAD〕文字検索「FIND」

「FIND」は図面内のテキストオブジェクトを検索するコマンドです。
簡単な図面なら目視で目的の文字列を探すのも可能ですが、複雑な図面のときは検索を活用しなければ時間のロスになってしまいます。手軽に使える機能なので覚えておくと便利です。
「FIND」コマンドはWindowsの「Ctrl+F」と同じ機能なので混同しがちですが、AutoCADの「Ctrl+F」はオブジェクトスナップのON/OFFショートカットキーなので注意しましょう。

検索

コマンド「FIND」で検索用のダイアログボックスが開きます。
「検索する文字列」に文字を入力し「Enter」で条件に合ったテキストをピックアップしてくれます。入力部分には6つまで履歴が残るので、同じ文字列を再度検索したいときに便利です。

検索する場所

「図面全体」、「現在の空間/レイアウト」、「選択オブジェクト」の3つを選べます。
デフォルトでは「図面全体」が検索場所として設定されています。この場合モデル空間とすべてのレイアウトから文字列を検索します。単にモデル空間から文字列を探すだけなら「現在の空間/レイアウト」に切り替えて検索しましょう。「図面全体」で検索をするとレイアウト画面を複数作っているとすべてが検索対象となるので時間がかかります。最悪、パソコンに負担がかかりすぎてAutoCADがシャットダウンすることもあるので注意が必要です。
図面の一部をだけを検索範囲にしたい場合は「選択オブジェクト」にします。範囲選択をした状態で「FIND」を実行すると検索範囲が自動で「選択オブジェクト」になっています。先に「FIND」を実行した場合でもダイアログボックス右の「オブジェクト選択」アイコンを押すと一時的にダイアログボックスが閉じ、オブジェクト選択モードになり検索範囲を指定できます。

置換

検索した文字列を新たに入力した文字列と入れ替える機能です。「すべてを置換」を選択すると図面全体の同じ文字列が一気に置換されます。同じ文字列の中で置換したいものとしたくないものが混同している場合は「検索」→「次を検索」ボタンを押していくと該当する文字列に一つ一つ移動しながら表示されるので、置換したい箇所が表示された場合に「置換」を選択するとその箇所だけに置換が適用されます。

検索オプション

ダイアログボックス左下のプルダウンボタンを押すと検索オプションが展開され、より細かい検索条件を指定できます。
全部で13件の検索条件がありますが、よく使われるのは「大文字と小文字を区別」「完全に一致する単語のみを検索」「半角と全角を区別しない」などです。特に便利なのは「ワイルドカードを使用」です。ワイルドカードとは全てのパターンに当てはまるように設定された仮置きの文字列のことです。例えば「1号」「2号」「3号」…と通しで番号の振ってある文字列すべてを探したい場合、数字に対応するワイルドカード「#」を使って「#号」と検索に入れれば該当する文字列を探してくれます。ワイルドカードには他にも「@(英文字に対応)、「.(英数字以外のすべてに対応」「? (任意の1文字に対応)」「* (すべての文字に対応)」などの種類があるので覚えておくと便利です。