〔AutoCAD〕図面の中で「表」を作成する方法

〔AutoCAD〕図面の中で「表」を作成する方法

AutoCADのコマンドの中に、表をできるコマンドがあります。表の内部でExcelのような使い方で四則演算などの計算を行うことができるため、簡単に表計算も行うことができて便利です。その便利な「表」コマンドの説明をします。

表の作成

「表」コマンドの実行方法は4種類あります。
1.「ホーム」タブ→「注釈」→「表」
2.「注釈」タブ→「表」
3.メニュー→「作成」→「表」
4.キー入力で「table」
設定の内容はダイアログのプレビューウィンドウで確認できます。作成したい表の内容を入力したあと、OKボタンをクリックすると作業領域内の任意の場所に貼り付けることができます。表を配置した後は、自動的に表先頭のセルが選択され、入力される情報を待っている状態になっています。リボンメニューには新たに「マルチテキスト」タブが表示されています。

表に数式を入力する

入力できるのは文字列だけではなく、数式も入力可能です。数式を入力したい場合は、Excelなどの表計算ソフトと同様、「=」のあとに続いて数式を入力します。計算式では、セルの参照もできますが、マウスクリックでの参照はできないので参照するセルをキー入力する必要があります。表の作成が終わったら「マルチテキスト」タブの「テキストエディタを閉じる」ボタンをクリックすることで表コマンドを終了し元の作図画面に戻ります。

罫線の修正や計算式の入力

セルをコントロールしたい場合は、オブジェクト選択モードで任意のセルをクリックすることでセルが選択されます。その際に、リボンメニューには新たに「表」タブが追加で表示されます。この状態でセルの追加、削除、配置の修正や罫線の変更、書式の設定や関数の入力を行うことができます。オブジェクト選択モードから直接セル入力したい場合は、入力を行うセルをダブルクリックします。

既存のExcelファイルとリンクさせる方法

表コマンドを実行する前に、「データリンク(datalink)」コマンドで既存のExcelファイルシートの任意の範囲内にデータリンクを設定することにより、そのExcelファイルと相互にリンクした表を作成することができます。
「データリンク」コマンドの実行方法は3種類あります。
1.「注釈」タブ→「表」→「データリンク」
2.メニュー→「ツール」→「データリンク」→「データリンクマネージャ」
3.キー入力で「datalink」
ExcelとAutoCADで相互にリンクした表を作成したい場合は、「表を挿入」ダイアログボックスの挿入オプション欄にある、「データリンクから開始」にチェックを入れることで、設定したデータリンクを使用することができます。
もし、こちらの機能を使用しなかった場合、AutoCADとExcelで二重に内容を入力することになり二度手間が発生します。二重に入力することで入力ミスも起こすことになるかもしれないので、積極的に使っていきたい相互リンクの機能です。例えば図面上で、部品や部材などの数量を拾って、そのまま図面上で数を入力すれば、いくつかのデータを行き来する時間も省けるため、作業時間の短縮になるため覚えておきましょう。