自作家具の設計にもCADが使える

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自作家具の設計にもCADが使える

プロの世界で家具の設計にCADが使われているということは周知の事実です。ここで言及したいのは日曜大工としての家具の設計についてです。CADのソフトでも無料で配布しているものもあり、操作方法もインターネットで調べることが可能なので初めてCADを触る人でも簡単な家具の製図が可能です。

目次

プロ気分で日曜大工

家具を設計すると言っても大型で複雑なものを設計するのは初心者向けではありません。あくまで日曜大工なのでちょっとした椅子や棚を作るようなイメージです。単純なものなら適当に板を組み合わせていくだけでも何か作ることはできるかもしれませんが、趣味でももう少し本格的にモノづくりを楽しむことは出来ます。例えば設計図面を作成してみると同じ物の製作が可能になるだけでなく、より安全な日曜大工が可能となるでしょう。この設計図面を書くときにあると便利なのがCADソフトです。パソコン上で図面を描いていくことでさらにプロになったような気持ちで作業ができるでしょう。

無料で始められる

CADのソフトにも高価なものから無料のものまであるので、まずは無料のものを選んで気軽に始めてみましょう。無料で使えるソフトとしていくつか紹介します。「JW-CAD」は人気も高く使用者も多いソフトの一つです。業務用としても使用されるほど本格的な機能を備えています。公開されている情報量も多く、解説書も多数販売されているので困ったときの対処もしやすいです。次に「Google SketchUp」についてです。こちらは名前の通りGoogleが提供している3Dのソフトです。2Dに比べて3DのCADは難易度が上がりますが、画面上で自分の作ろうとする家具がイメージしやすく楽しさもあります。遊び感覚で触ってみても良いでしょう。次に「Fusion 360。」についてです。初心者の人でも触りやすく簡単に始められますが、JW-CADなどと比べるとやや情報収取に苦労するかもしれません。

オーダーメイドするより安くできる

場合によっては部屋の形状に合わせた家具が欲しいということもあります。寸法などを伝えてオーダーメイドで家具作成の依頼をすることもできますが、費用がかかってしまいます。しかし家具作りに必要な材料や工具はホームセンターで揃えることが可能で、設計ですらフリーのCADでできてしまいます。ものづくりに興味があるなら、こうして自分で一から作ることによってコストを下げることもできるのでチャレンジしてみても良いかと思います。

最初は家にあるものでイメージを掴む

家具を作る場合、耐久性がなければ使用中に壊れてしまいケガをしてしまう可能性があります。設計にも様々な計算をする必要が本来はあり、メーカーの作る家具などは安全試験なども行われています。日曜大工のレベルでここまでするのは難しいので、まずは椅子や本棚など、すでにあるものを参考にしながら設計してみましょう。サイズ感や材料を似せればある程度安全性も保たれます。逆に同じ大きさでも非常に薄い木の板で椅子を作ってしまうと割れる可能性があること、足の部分が細すぎると安定性に欠けることなどは容易に理解が出来ると思います。自分で何かものを作る時、第一に安全への配慮をすることが大切です。その上で自分の創造性を活かした楽しい家具作りをしていくと良いでしょう。