初心者の勉強に最適なCAD利用技術者試験(2級)

初心者の勉強に最適なCAD利用技術者試験(2級)

CADの勉強をしていると、せっかくなので資格を取って、就職・転職に有利にしたいと考える方もいるでしょう。

資格についての詳細と、仕事に役立つかについての紹介をしていきます。

CADで資格を取ろうと思うと、以下のような試験があります。
・CADトレース技能審査
・CAD利用技術者試験
・3DCAD利用技術者試験
なかでも初心者が初めて受験するのに適しているのは、“CAD利用技術者試験(2級)”です。

その理由は、
・学科試験のみで受験できる
・製図分野・CADシステム分野についての学習ができる
・テキスト、過去問の勉強で対応できる
という点です。

就職・転職で役立つか

実際の転職市場では、やはり実務経験が重視されるのは確かです。しかし、企業の中でCADを使っていたといっても、実際のところ業務内容はピンキリです。言われるまま修正をかけているオペレータもいれば、設計者の中にもかなり自己流でやってきているような人も少なくありません。
そんなとき、たとえ未経験であっても資格を持っていれば、習得の目安となり担当者もおおよそ習熟度の目安がつけられます。また、CADオペレータの求人の内容では「スクールや職業訓練で勉強された方は挑戦OK」という文言はよく目にします。加えて資格があれば、胸を張って応募することができますよね。

製図分野の勉強

CADはもともと手書きした図面をpc上で描いて電子化するためのものなので、ソフトの操作の前にまず製図について勉強できていて、概念が分かっていることが大事です。実務のうえでも、図面を描く際に三面図から実物がイメージできるか、逆に実物を三面図に描き出せるか、というスキルはとても重要です。
三角形に内接・外接する円を描くにはどうしたらよいか、などの小中学生時代に習ったようなことを思い出しながら勉強しましょう。

CADシステム分野の勉強

CADのソフトの概要だけでなく、周辺機器や通信方式などの出題もあり、ITパスポート試験などと重複する内容でもあります。CADのみならず、一般社会人としてベースになる知識の習得ができますので、損になることがありません。英字の略語など、覚えにくい用語は多いですが、暗記さえできればそう難しくありません。

CADソフトを使った製図の勉強

スクールに通って教えてもらいつつ練習するのが一番確実です。転職を考えているのであれば、退職後に各県の職業訓練を受けるのも、受講費も浮かすことができる一つの手です。職業訓練では最近は3Dまで訓練するのが普通ですので、より高度な技術の勉強ができます。
独学で勉強する場合は、CADの解説サイトやテキストを利用して実際に製図の練習を繰り返しましょう。無料でCADデータを公開しているサイトも存在しますので、より実務に近い高度な図面に触れることもできます。自宅での練習にはDraftSightやJW-CADなどのフリーソフトを使うのがよいでしょう。2級合格後に1級の試験を受けるときにはノートpcとソフトの持ち込みが必要になりますので、早いうちにフリーソフトの使用感になれておくという意味でもいいですね。

試験を受けてみよう

◎開催時期
試験会場により日程が異なります。受験希望県を選択し、試験会場の日程を選択します。

◎受験費用
5500円+税

◎出題分野
CADシステムの知識:60% 製図の知識:40%(選択方式)

◎合格基準・合格率
CADシステム分野・製図分野が各5割以上、および総合7割以上が合格基準。
合格率50%前後。

まとめ

CADは、あくまで設計・製図をするためのツールです。ソフトの操作、製図の基本を勉強できるCAD利用技術者試験は学習の目標としてとても有用で、合格後は習得のアピールにも有利に使えます。CADの勉強を始めている方はぜひ概要を確認してみてください。

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