51.マンション平面例

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51.マンション平面例

RC造マンションの作図

鉄筋コンクリート造のマンション平面及び立面図の作成をしていきます。参考図面はJWWフォルダ内のA.マンション平面を参考に作図します。

タイトルバー⇒開く⇒JWWフォルダ内⇒Aマンション平面例を開いてください。開くと背景色が白以外の設定にするのであれば基本設定から背景色を選択して変更して下さい。筆者は深緑色を使用しているのでこの章では深緑色の画面説明で行います。図面上には分かりやすくする為補助的に寸法を追記しています。(図-1)

レイヤ構成:木造平面と違いマンション例はレイヤを分けて作図されています。レイヤを分けることにより編集が容易になり作図スピードにも違いが出てくるので出来れば属性ごとにこまめに分けましょう。それでは詳細を見てみましょう。

レイヤ0:芯 [線色1線種一点鎖線] 建物の基準線を表します。全ての図形の基本線となります。筆者は通常線色5で作図しています。(黄色に指定し他の色と区別しやすくする為)(図-2)

 図-1 図-2 図-3 図-4

レイヤ1:躯体 [線色2 線種実線] 建物の柱・壁の線を表します。躯体の水平断面を表している部分はソリッド図形でコンクリート面を表しています。階段の踏面は見下げなので実線のみになっています。(図-3)

レイヤ2:間仕切り [線色2 線種実線] 居室内の間仕切り壁を表しています。躯体線と区別しているのは実務の現場では素材の違うもので壁が構成されていることが多い為です。(木軸組や軽量鉄骨下地等)筆者は実務ではソリッドを使用せず構成部材で作図しています。(設計・施工共多数だと思います。)(図-4)

レイヤ3:建具 [図形で表記](JWWに内包されている図形もあります。通常は自作するか、メーカーサイトからダウンロードするのが一般的です。)筆者は自作のときは線色3で作図しています。(図-5)
図-5 図-6 図-7

レイヤ4:設備機器 [図形で表記](建具と同様です。自作よりもメーカーサイトからダウンロードする事が多いでしょう。)筆者は自作の際には線種8を使用しています。(図-6)

レイヤ5:仕上げ [主に線色1 線種実線]居室内の仕上げ線(この図面ではフローリングや物入れの棚板表記等)を作図していますが、筆者は間仕切りや外壁面の壁仕上げ線も合わせて仕上げで作図しています。(図-7)

レイヤ6:室名(文字) [主に線色2 部屋名と他で文字の大きさが違う]実務でも部屋名や図面名、図面種類等は大きめの文字種を、その他のものについてはそれよりも小さめのものを使用します。(図-8)

図-8