[AutoCAD]表示線がガクガクしてしまった場合の対処法

[AutoCAD]表示線がガクガクしてしまった場合の対処法

AutoCADで円や円弧のオブジェクトやが綺麗な曲線ではなく、画面上で線がガクガクしてしまい、線の上の点を取りづらかったり、作図する上で見づらく作業に影響がでてしまうことがあります。円や円弧のオブジェクト以外にも、ハッチングの表示に影響が出ることもあります。この時の対処方法を紹介します。

オプション内の設定を変更する

AutoCADを開いた際に、左上の赤いマークをクリックするとパネルが表示されます。その右下に「オプション」という項目があります。
そちらをクリックし選択すると、パネルが表示されます。その中のタブにある「表示」を選択すると、「表示解像度」を設定出来る項目があります。「円弧と円の滑らかさ」に現在よりも大きい値を入力すると、画面上で表示される解像度が上がるため、ガクガクした線が表示されなくなります。
こちらの設定は「表示精度(VIEWRES)」コマンドでも可能です。
しかし、動作の動きに影響を与えたくない、一時的に見え方が改善されれば良いという場合には、別の方法がありますので、次に紹介します。

「再作図」コマンドを使う

AutoCADで、線がきちんと表現されない原因は、描画の高速化のために、ある程度省略表示されていることが原因です。拡大や縮小をするときには、どこにどのオブジェクトがあるというデータを読み込んで表示しているわけではなく、現在表示しているビューを元に表示しています。そのようなことから、円や円弧のオブジェクトを拡大したときに、滑らかな線ではなくガクガクした折れ線のような表示になってしまうということが起こります。
もちろんそのオブジェクトは本来、折れ線ではないので、ズームアップした状態のビューで再作図を指示することで、再度作図されきちんと表現されます。その「再作図」コマンドですが、コマンドアイコンは用意されていません。アイコンをクリックする以外の方法で、実行することができます。
「再作図」コマンドの操作方法
1.メニューバー「表示」→「再作図」
2.キー入力で「REGEN」
もしメニューバーが表示されていない場合は、「クイックアクセスツールバー」を選択し、「メニューバーを表示」をクリックしましょう。

「再作図」と「再描画」の違い

AutoCADの機能として「再作図(REGEN)」と「再描画(REDRAW)」というコマンドがあります。なんとなく似ていて、実際にどういう働きをしているのかよくわかっていないという場合もあると思います。
「再作図」については、説明したとおりです。「再描画」というコマンドは、AutoCADが画面上の処理が追いついていないときに、グラフィック上の断片のようなものが残ってしまうことがあります。そのチリのようなものを削除することができるコマンドです。画面上できちんと表現されていないと、操作に影響がでるので、掃除をするようなイメージです。
こちらの「再描画」としての役割は、「再作図」コマンドを使用した場合も、同じような効果を得ることができます。コマンドをいくつも覚えて、反射的に何を使用するか選ぶのはなかなか慣れていないとできません。両方兼ね備えてるといっていい「再作図(REGEN)」を基本とするのが良いでしょう。