〔AutoCAD〕48. 便利な機能

〔AutoCAD〕48. 便利な機能

【レイアウト→モデル空間に変換】

レイアウト(ペーパー空間)はAutoCAD独自の便利な機能です。しかしJWやVectorなど他のソフトはレイアウトに対応していないため、せっかく作成したレイアウトも意味がありません。そんな時は” EXPORTLAYOUT”コマンドを使用しましょう。このコマンドはレイアウトをそのままモデル空間に変換することができます。

上の図はレイアウトでビューポートをつくり、全体の平面図と詳細図をのせています。このペーパー空間の状態で” EXPORTLAYOUT”コマンドを実行します。ファイル名をつけて保存をおすと「ファイルは正常に作成されました。開きますか?」と表示されるので「開く」をおしてみましょう。

このようなモデル空間の図面がひらきます。レイアウトそのままの図面が作成されましたね。ただ、注意してほしいのが、レイアウトで作成したビューポートの尺度はすべて消えてしまいます。

【クイック選択で数量算出】

クイック選択は複数のオブジェクトの中から条件を入力すれば自動で選択セットを作成してくれるので、とても便利な機能ですね。図面を作成・編集していく上で使用するのはもちろん、数量を算出するときにもとても役立ちます。オブジェクトプロパティは選択中のオブジェクトのタイプとその横に( )で数量も表示されます。これを利用すると数量算出も楽になるかもしれませんね。

【オブジェクトが重なっている】

注意してほしいのが、オブジェクトがまったく同じ場所に複数重なって作成されている場合です。重なりは画面をみても見つけることができません。

そこで利用してほしいコマンドがほうきの絵をした「重複オブジェクトを削除」です。メニューバーの”修正”→” 重複オブジェクトを削除”、もしくはコマンド”OVERKILL”です。このコマンドは重なっているオブジェクトや隣接しているオブジェクトを1つにまとめたり削除したりしてくれるコマンドです。

上図のタブがひらきますので、許容値を設定します。重なりのみ削除したい場合は最小の0.000001を入力しましょう。ずれているオブジェクトも1つにまとめたい場合はこの許容値の値をあげてみましょう。

また、重なっていても色や画層などのプロパティが違う場合は、認識されません。しかし「次のオブジェクトプロパティを無視」にチェックをいれると、プロパティは無視され認識されるようになります。

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