CADの資格を取ったら、その後どんなことに活かせるの?

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CADの資格を取ったら、その後どんなことに活かせるの?

2D CADが建築や機械などの業種で設計ツールとして使われていますが、ここ数年は3D CADも活用されており、そちらの需要も高まってます。
数ある資格の中でも認知度の高い、2次元CAD利用技術者試験の資格の概要・取得方法・取得後の活用を紹介します。

目次

2次元CAD利用技術者試験とは

・2次元CAD利用技術者試験の概要
一般社団法人コンピュータ教育振興協会が実施し、平成2年10月から2・3次元CADの受験者は合わせて56万人、合格者は19万人にのぼる試験です

・2次元CAD利用技術者試験の種類
2次元CAD利用技術者は「基礎」試験が4,000円+消費税で受験でき、インターネットに接続し、パソコンを利用しての試験となります。未経験の方でも比較的取り組みやすいのがこちらです。

「2級」は5,500円+消費税で受験でき、専用の会場でCBTシステムによる多肢選択方式によってパソコンでの試験です。全60問で構成され、翌日には合否が分かります。

「1級」は「機械」「建築」「トレース」の3分野に分かれており、それぞれ15,000円+消費税で受験可能です。なお試験は筆記に加え、Auto CADを使用した実技もあります。※受験には2級合格の必要あり

2次元CAD利用技術者試験の取得までの方法

基礎と2級までは座学中心で独学でも比較的取りやすいと言われていますが、実技が含まれる1級はスクールや通信も視野に入れてみるのが良いでしょう。その際のメリット等をご紹介します。

スクールに通う

試験までのスケジュールが決められ、経験ある講師によって学ぶ事ができます。また、分からない事がある際にはその場で聞く事が出来るので、勉強がスムーズになるでしょう。定価で買うと高額なソフトですが、通学では用意されているので安心です。
学校によっては資格取得後の就職先の相談・紹介もありますので、その面でも活用できます。しかし、費用は通信などより高くなります。まずは体験入学や見学会から雰囲気などを見るのが良いでしょう。

通信で学ぶ

Auto CADWP30日のお試し版をダウンロードし、実技も含めて通信で学ぶ方法もあります。家事や仕事の時間の合間などに学習する事ができ、教材があれば電車や公共施設に行っての勉強もできます。また、通学より費用が安く済み、経済的負担も減らせるのがメリットです。
ただ、分からない事があった時に、スクールほどすぐに回答が得られない事もあります。一方で、添削などをPDFでやり取りできる講座もありますので、後々見返したりできるのはメリットです。

独学

通信のように時間や場所にとらわれずに進める事ができます。しかし、自身でモチベーションを保ち、スケジュール管理を綿密に行わないと挫折してしまう事もあります。また、問題を解いて誤解したまま試験に臨む事の無いよう気を付けねばなりません。実技の試験はCADの入力コマンドの組み合わせ次第で、時間内に終わらす事が容易になっていきます。それを自ら発見していく事は楽しさでもあり、難しさでもあります。

以上が取得までの方法の紹介です。費用やスケジュール管理、それぞれのメリットとデメリットを把握し、自分に合った方法で資格取得を目指しましょう。

2次元CAD利用技術者試験の資格取得後は?

CADオペレーターとして応募する際の技術の証明として活用できます。CADオペレーターでその分野の知識を深め、そこから設計者やデザイナーといった進路を歩む事もできます。
在職者ならば資格取得手当や、昇給の際に考慮される事で給与アップにつながります。また、知識を得る事で取引先や設計者との打ち合わせの際にスムーズになり、理解も深まる事が多いようです。
2級までの資格より、もちろん1級を取得する方が良いので、まずは1級の取得を目指し、他のCADの資格も検討してみると良いでしょう。特に、3次元プリンターの需要が高まっていることから、3次元CADの資格がオススメです。
さらなるスキルアップや、就職先の幅を広げる事にも繋げていけるようCADの資格を取ってみませんか?