CAD初心者でも覚えておきたいブロック機能

CAD初心者でも覚えておきたいブロック機能

CADのソフトを使うことによって作図が非常に効率的に行えるようになっています。なぜ効率的な作業が可能かと言えば、状況に応じた便利な機能が多すぎるほどに存在しているからです。単純にデジタルで描くというだけでも手書きと比べてスピードが格段に上がりますが、CADソフトを使うことによる利点は、痒い所に手が届くような機能があるということにあります。

複雑かシンプルか

CADに限らず多くの業務用ソフトウェアは便利さを求めて開発されることがほとんどです。何かの作業を効率的に、そして管理のしやすいようにするのが目的です。CADの場合はデザイン、つまり設計図などをメインに、コンピューターを使うことで作業を楽にしようとしています。しかしCADの存在が当たり前になってくると人はその環境に慣れてしまいさらに効率化を図ろうと考えます。そうしてCADソフトの機能は拡張され続け、初心者がソフトを起動してみると複雑難解に見えてしまうことがあります。優秀な機能が多くあってもその存在を知らない、または使いこなすことができなければ意味がありません。複雑に多様な機能があってもできるだけシンプルな使い心地になるようソフト側も工夫がされていますが、やはり使い手がCADを学び歩み寄ることも大切です。

必要な機能だけを覚えれば良い

始めはわからないことがありすぎるため複雑に見えてしまいます。CADを覚えるのに重要なこととして、実際に操作して慣れることが大切とよく言われています。業務としてCADを使っていると、使わない機能も多くあるということに気づけます。ある目的を果たすために必要な機能だけを覚えれば良いのであって全てを網羅する必要はありません。このことを体感できるころには初めの複雑さはそれほど感じていなくなっていることでしょう。必要なものだけを見るようになるのでいくぶんかシンプルに見えてきます。

基本的な機能は押さえておく

覚える必要のない機能があると言いましたが、基本的なものについてはたとえ現在の必要性がなくても覚えておくほうが良いです。基本的な機能というのは一般的に多くの人がよく使っている機能とほぼ同義で、いつか必要となる可能性が高いです。ソフト側でもこのような使用頻度の高い機能は目立つようにボタンが配置されるなど、使いやすく設定されています。極端に言えば保存機能などはあらゆるソフトウェアで必要です。異なるソフトであってもほとんど同じ場所にボタンがあり使い勝手良く作られています。CADではデータ形式の変換や図形や線などの選択、その他基本となる機能があります。ブロックという言葉もCADを扱う上で覚えておかなければならない用語です。

ブロック機能で変わること

ここでのブロックとは、線や図形がひとまとまりになったものを意味します。CADソフトにはブロック機能というものがあり、一度作った図形の集まりを1つのものとして扱うように設定ができます。これがなければ多くの図形が重なり合った複雑なかたまりを操作するのに苦労します。しかしよく使うまとまりを再利用のために登録しておけば非常に効率よく配置していくことが可能です。ブロックの作成には範囲を選択し、このブロックに名前を付け、基点などを定めていきます。基点とは、ブロック挿入時の中心や移動時の点のことで、自分が操作のしやすいよう自由に設定していくことができます。このように一つ一つ機能を覚えていくことで作業全体の効率を上げていくことができるでしょう。