3D-CADのデータでもアプリで閲覧可能

3D-CADのデータでもアプリで閲覧可能

デジタルで設計図などの図面を作成することは当たり前となり、いかにスムーズに情報共有をするか、そしてどんな環境でも同じ作業が行えるようにツールの開発が進んでいます。スマホやタブレットのようにコンパクトなデバイスでもCADを扱うことができれば非常に便利で、実際その需要があるため多くの人が利用しています。立体イメージを表現できる3D-CADに関しても同様で、いくつかのアプリでは3Dの表示に対応しています。

データ内容によって対応アプリが異なる

広い意味でデータ内容という言葉を使いましたが、これにはソフトウェアによる差異やデータ形式のことを含んでいます。例えばAutoCADやJWCADという特定のソフトに特化し対応したアプリもあれば、多くのソフトに対応できる汎用的なアプリもあります。必ずしも後者が優れているというわけでもなく、それぞれにメリットとデメリットがあります。どのアプリにしてもパソコンで操作するような扱いやすさや機能は持っていません。だからこそ機能に制限を持たせシンプルな仕様にすることで操作性の向上を図っています。特定のソフトに対応したアプリであればソフトとの連携も取りやすく、一部のユーザーにとっては優れたアプリと言えるでしょう。あるデータ形式のファイルしか扱わなければ汎用性も必要なく、かえってデバイスを重たくさせる要因にもなってしまいます。

3D-CADの場合使えるアプリはさらに限定的

平面図を扱う2D-CADと比べると3D-CADはデータの容量も大きく扱いにくくなります。CADアプリも数多く配信されていますが3Dのファイルを開こうとするなら使えるアプリは限られてきます。

eDrawings

3D-CADに対応するものに「eDrawings」というアプリがあります。このアプリでは3Dによる閲覧が可能ですが、コメントを付け加えることやデータ共有ができるにすぎません。またバージョンが分けられており機能を増やす場合には通常版ではなくPro版にする必要があります。

DWG FastView

名前の通りDWGファイルとの互換性があり、図面作成や編集まで行うことができます。PDFやJPG、PNG形式への出力ができるためデータ共有も容易にできます。無料版と有料版があり必要な機能に合わせて選択すると良いでしょう。

3DCADModelsエンジニアリング

こちらは様々な機械部品の3D-CADのデータをダウンロードできるアプリです。図面作成や編集などを行うアプリではなく機械設計者に向けたものです。機械部品の情報を3Dで欲しい場合などに有効的です。

実際に触ることが最良の選び方

なかなか一つに絞ることができずどれを選ぶか悩んでしまうこともあるでしょう。このようなとき、まずはダウンロードして触ってみることをおすすめします。有料の場合そうはいかないかもしれませんが、無料のものであれば積極的にダウンロードしてみましょう。また、すでに使っているソフトウェアがあれば互換性には注意しておきましょう。複数のアプリを入れておいて場面に応じて使い分けるといったやり方もあります。効率的に仕事をするためのツールなのでできるだけ使い手も柔軟な思考でCADと付き合っていくことが大切です。高性能のソフトウェアやアプリであっても操作性が自分に合わず使いこなせなければ意味がないので自分にとっての良いツール探しを心がけましょう。