低価格で入手しやすい「AutoCAD LT」はどんな人に向いている?

低価格で入手しやすい「AutoCAD LT」はどんな人に向いている?

AutoCAD社が販売している、「AutoCAD LT」を紹介します。AutoCAD LTは、AutoCADの機能の中でも、特に2次元での作図の部分に特化して機能を制限するかわりに、低価格で入手しやすいCADとなっています。DWGデータやDXFデータを扱うことができるため、一般的な2次元図面を開いたり、編集したりするには十分な内容となっています。日本国内ではなく、世界的にDWG形式は使用スタンダードとなるソフトです。個人でAutoCADを使用して2次元の図面を開きたい、作成したい方、AutoCADを使用したいが導入費用を抑えたい方におすすめできるのがAutoCAD LTとなっています。

導入しやすい月額使用料形式

従来、ソフトのライセンスは、多くが永久ライセンスを購入し、CADではさらに、年間保守費用を必要に応じて支払う形式が多かったのですが、現在は月額使用料(サブスクリプション)を払うという形式が普及しています。これにより、初期投資が必要ではなくなり、有料CADも手を出しやすくなりました。また、購入した場合、新しいバージョンが必要となった際に、また買い直しをしなければならないため、コストが嵩みましたが、月額使用料形式では、常に最新のバージョンを使うことが出来るようになっています。他に、月額使用料形式のメリットとしては、CADを使用したいタイミング、時期のみ使うことができるため、コストを抑えられるのも魅力的です。月額の場合でも、AutoCADよりも、AutoCAD LTの方が値段がおさえられています。AutoCAD LTで3次元の図面を描いたり表現したりすることはできませんが、2次元の図面しか扱わない場合は機能的に十分な内容です。業務内容と照らし合わせて、十分だと判断した場合、LTを選択することでコストカットが出来ます。

初心者向けにAutoCAD LTの解説本の方が多く売られている

AutoCADを独学で学びたい場合、解説本を購入することがあると思います。書店で扱われている解説本は、AutoCAD LTの解説本のほうが圧倒的に多くなっています。解説本を必要とする人は、これからCADを学ぼうとしている、もしくは知識やスキルをもっと増やしたい初心者が多いと思います。言い換えると、「最初はAutoCAD LTからAutoCADに入る人が多い」ということになります。解説本が多いというのは、これからAutoCADを学ぶ方には、非常にメリットとなると思います。そして、まずベーシックであるAutoCAD LTを基本のCADとすると、操作方法が複雑になる他のCADにも入りやすくなるでしょう。また、それだけシェアがあるということは、AutoCADの操作を必要とする働く場が多くあるということです。もし、フリーランスや在宅で働きたいと思った場合、依頼元の環境に合わせる必要があるでしょう。そういった場合にも、スタンダードとなるAutoCAD LTを使用できる環境があると仕事も受けやすくなるはずです。

AutoCAD LTについて説明しましたが、CADソフトを選ぶヒントとなれば幸いです。