CAD の楕円

CAD の楕円

楕円は、構造物を平面上で立体的に表現できるアイソメや、機械を構成する部品図などに使用されており、CADでの製図作業で非常に重要な役割を担っています。

そこで、今回は楕円の描き方を説明してゆき、CADの操作にあまり慣れていない皆さまの作図作業に少しでもお役に立てればと思います。

 CADでの楕円作成

楕円の作成にあたって重要なこととして、スタートとゴールの2点をきちんと決めることが挙げられます。楕円の特徴として、端どうしの間隔によって様々な形にできる点があります。これは、楕円を描くにあたり両端とする2点の位置関係によって楕円の軸と長さが決まるためであり、次の3点目によって楕円の中心から第二軸の端点までの距離が決まります。

軸の一点目は、2ヶ所の端点を指定して定義させ、最初の軸の角度によって楕円の角度が決まります。また、最初の軸で楕円の主軸や福軸を定義することもできます。

また、もう一方の軸の距離は、最初の軸の中点から第二の軸の端点までの距離を指定して定義します。

また、楕円はCADの「回転」機能を利用して作成することもできます。最初の軸を中心に円を回転させるようにして楕円を作成します。そして、楕円の中心の回りにクロスヘアカーソルを動かしてクリックし、目的の数値を入力して楕円を作成します。ちなみに、数値が大きいほど平たい楕円が作成されます。

次に、楕円弧の作成方法について説明します。楕円弧の角度については、楕円と同様に最初の軸の角度によって角度が決まり、最初の軸で軸の主軸や副軸を定義することができます。一方、始点と終点での角度によって4点目、5点目の軸点を決めることができます。

また、「回転」機能を利用して楕円弧を作成する場合、楕円の主軸と副軸の比率を大きくするほど副軸に対する主軸の比率がおおきくなります。ただ、89.4度から90.6度の間は楕円がほぼ直線状になってしまうため、入力が無効となります。

 特別なオプション

ここからは、楕円作成機能における特別オプションについて説明します。

その一つであるパラメータについて、各終点の角度にベクトル式がプログラミングされており、角度を入力することで自動的に楕円弧を作成することが出来ます。

ここで、パラメータ機能で特に重要な機能について説明してゆきます。

・終了パラメータ:パラメータベクトル式を使用して楕円弧の終了角度を定義します。

一方、開始パラメータオプションは角度モードからパラメータモードに切替わります。このように、使用するモードによって楕円の計算方法が決まります。

・角度:楕円弧の終了角度を指定します。角度オプションは、パラメータモードから角度モードに切替えることができます。また、使用するモードによって楕円の計算方法が決まります。

・中心:楕円は、中心点・第一軸の端点・第二軸の長さを使用して作成しますこの際、希望の距離の位置をクリックしたり、長さの数値を入力することで距離の指定が出来るようになります。

・等角円:等角円は、アイソメ表現にとって重要な役割を果たします。

ちなみに、等角円のオプションは「SODRAFT」コマンドがアイソメ平面に設定されている場合やSNAPコマンドオプションがアイソメ座標に設定したうえで使用します。

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