CADデータをダウンロードしたら開いてみよう(線、画層)

CADデータをダウンロードしたら開いてみよう(線、画層)

CAD勉強中の方にとっては、図面にかかれている「モノ」の種類もピンと来ないかもしれませんが、何か気になるものをダウンロードしてみましょう!

通常、初期設定のままだとPCの「ダウンロード」のフォルダ内にダウンロードされます。

見つからない場合は C:\Users\“使用者のアカウント”\Downloads を探してみてください。

それではダウンロードデータをダブルクリックして開きましょう。開くことができなければ、ファイルを右クリックして「プログラムから開く」→「別のプログラムを選択」の操作で、利用できるCADソフトが出現するはずです。

読み取り専用との警告がでることもありますが、名前を付けて保存できるので、そのまま開いて大丈夫です。

データの種類

ここで、データの種類について少し説明します。  

DXF

オートデスク社が作った、AutoCADのためのファイル形式で、AutoCADの異なるバージョン間のデータ互換を目的とされていますが、実質的には異なるCAD間でのデータ交換の役割をしています。

ネット上にあるものはこのDXF形式が多いと思います。DraftSight、JW-CADのフリーソフトではこの形式を開くことができます。 

DWG

オートデスク社が作ったファイル形式で、テキスト形式のDXFと異なり、ベクトルデータをはじめ、画層・線種・ハッチング等の図面データおよびメタデータなどが含まれます。

AutoCAD用のファイル形式ですが、DraftSightでも開くことができます。  

JWW

JW-CADの基本データ形式です。複数のバージョンが存在し、新しいバージョンのファイルを古いバージョンで読み込むことはできないようです。JW-CADはほかにもJWC、JWW、DXF、SXF、P21の形式に対応しています。  

その他

IGES、STEP、SXF、PARASOLID、SAT、JT、VDA などは中間ファイルの代表的なものです。

異なるCAD間でCADデータを交換するためには、CADソフトに依存しない 「中間ファイル」 を用いることになります。

図面を開く 線の種類、画層について

さて、図面を開いてみましたか?ものによっては何なのかもわからないかもしれませんね。

歯車をダウンロードしてみました。

こういった部品で回転するようなものには、穴が開いていることが多いです。

図面は、加工する向きを考えてどの面を「正面」にするか決定します。穴をあける(加工する)時にはドリル状の工具を使用して加工していく面が「正面」になるため、一般に歯車の正面と思われる円形状の面は側面になります。(しかし、設計者によって考え方が異なるようです)

この図面の立体形状はこのようになっています。

見てみると、中央は穴が貫通していて、周囲の突起物は六角形に穴があるものの、貫通はしていません。

これは正面図の紫色の破線で表現されています。

CAD図面では、線の種類・色分けや、画層分けによって加工の補足説明をしています。

主な線の種類(「JIS B 0001 機械製図 」によって決まっています。)

太い実線・・・外形線(図形の形を描くとき)

細い実線・・・寸法線、引き出し線、中心線(簡略)など
太、細破線・・・かくれ線(見えない部分の理解補助)

 細い一点鎖線・・・中心線(図形の中心、中心が移動した軌跡をを表す)、基準線など
色分けは企業によって異なりますが、上記の線の種類を把握していれば何を表す線なのか理解できるでしょう。

線の種類によって、画層を分けて作図します。メニューバーの「画層マネージャー」を展開すると、使われている画層が表示されます。色ごとに名前がついていまうすが、これも企業によって異なります。

緑の点灯をオン、オフすると画層の表示、非表示が切り替えられます。こうして画層分けの状態を確認しておきましょう。

ダウンロードデータの種類、図面の向き、線種、画層について説明しました。 

 

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