DraftSight2016で学ぶCADの使い方 基本コマンドをマスターしよう

DraftSight2016で学ぶCADの使い方 基本コマンドをマスターしよう

頻度の高い基本コマンドについて解説していきます。一通り見たあとは「シャネルのロゴマーク」を作成できるようになりましょう。

「コピー」のアイコンの下矢印を展開した中のコマンド

編集のコマンドがここに配置されています。

移動

コピーと使い方は同じです。移動する図形を選択し、始点と目的点(移動先)を指定すれば図形を動かせます。

回転

回転させる図形を選択し、回転軸と回転角度を指定すると、軸を中心に回転します。角度は反時計回りです。軸が図形の中心からぶれると、回ったときに思った位置にこないので注意しましょう。

鏡像

図形を選択したあと、任意の2点を指定して対称軸を決めると、軸の反対側に鏡写しとなった図形が作成できます。元となる図形を残すか消すかのオプションがつけられます。

尺度

図形を指定して拡大縮小の倍率を指定すると、大きさを変えられます。表記は少数点でも分数でも(0.5も1/2も可)対応できます。

「パワートリム」のアイコンの下矢印を展開した中のコマンド

パワートリム、コーナートリムは無償版では対応していませんので割愛します。

トリム

図形が交差して重なった部分の一方を境界として指定すると、もう一方の部分をトリミングできます。

削除ではないため図形の一部は必ず残ります。複数の境界があるときは外側から消していくのが無難です。

延長

伸ばしたい先の部分を境界として指定したあと、伸ばす線分を指定すると境界まで線分がくっつきます。

「パワートリム」のアイコンの横真ん中

なぜここに単独でおかれているのかわかりませんが…

オフセット

先に離す距離を指定して、図形を選択し、コピーしたい側を指定すると、距離分あけて平行に図形をコピーします。

図面の寸法を見ながら作図していくときは補助線の作図をするのに非常に役に立ちます。

さあ描いてみましょう

では、ここまでのコマンドをつかって、シャネルのロゴマークを描いてみましょう。

半径20㎜の円を描く
距離5のオフセットで円の内側にもう一つ円を作る
内側の円の中心から12時と9時の方向に補助線1、2を引く
補助線1の中点から右方向に補助線3を引く
鏡像で補助線2の終点2点を軸にして補助線3の下方向に補助線4を作成する。
円二つを境界エッジに指定して補助線3と4の円の内側外側にはみ出た部分をトリムする。
同様にトリムした補助線3と4を境界エッジに指定して補助線の間に挟まれた円の部分をトリムする。

これでCのマークができました。

次に補助線2を軸にしてCの左側に鏡像を作成します。このとき、補助線2の中点を一点目にしますが、2点目に使える点がないので、直行モードを効かせて上下どちらかの方向にマウスを動かして適当なところでクリックすれば2点目として作用します。

補助線1,2を削除し、マークの重なる部分をトリムで取り除けば完成です!

さあ、本格的な勉強にすすみましょう

実際にCADを動かしてみて、いかがでしたか?

DraftSightかAutoCADの本を一冊買ってもっと練習してみましょう。本にはデータが付録していることがほとんどですので、より本格的な図形、図面を描いていけるでしょう。

CAD学習の小さな手助けとなれば幸いです。

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