CADのスクールを選ぶポイント

CADのスクールを選ぶポイント

CADを勉強しようとするとき、自分でテキストを買ってきて勉強することもできますが、スクールに通って教えてもらう方がより確実に習得できます。

しかし、いざ通うとなると、どういった点に注意して選ぶのがよいのでしょうか?

スクールに通うとなると、一番の懸念点はお金がかかることです。民間スクールで一通り学習しようとすると、15万円~40万円くらいは費用がかかります。私自身、AutoCADの2D~3D初級までのコースで27万円かかりました。しかし、この費用が回収できるような就職先が見つかれば、そんなに高いものではありません。つまり、しっかりとしたカリキュラムのスクールを選ぶことが最も大事です。

スクールを選ぶポイント

基本的なコースに加え、製図のカリキュラムがある(操作の練習だけにならないように)
3DCADのコースも併設されている(ステップアップが可能か)
CAD業界の現状がわかり、進路の相談ができる
自宅、勤務先等から通うのに不便のない場所
教育訓練給付制度が利用できるコースがある
体験講座があり、教室や講義の体験が可能

大手パソコンスクール

特に1、2、3を満たしているスクールとして以下を紹介します。

Winスクール

①AutoCAD LT 138,000円(税別)、機械設計と製図 または建築・製図理論 54,000円(税別)など

②CATIA、SolidWorks、NX、VectorWorksなど

③技術派遣会社大手のテクノプログループになり、同社や一般企業の研修も数多く請け負っている。

ヒューマンアカデミー

①AutoCAD ベーシックコース278,400円(税別)など

②ARCHICAD、CATIA

③人材会社のヒューマングループ

ナガセキャリアセンター

①AutoCAD製図実践力パック(建築系)158,000円(税別)

機械CAD総合コース  234,000円(税別)など

②VectorWorks、Inventor

③派遣会社との提携があり、大手派遣会社登録スタッフに割引制度がある。

注意する点

スクールを卒業後、仕事の紹介も可能といううたい文句を信じて頼ってはいけません。またSOHO、在宅勤務の紹介をしているようなスクールも時々見かけますが、初心者がスクール卒業後、在宅でCADオペの仕事ができるようなことは絶対にありません。在宅でのお仕事は、企業で何年もバリバリやっていたような人が育児などで退社し、以前のツテで仕事を引き受けているようなことしかないでしょう。

設計事務所が運営しているCAD講座

大手スクールは、残念ながら地方都市には開校されていないことも多いです。地方都市では地元設計事務所が運営しているスクールの方が卒業後に進路の相談に乗ってもらえることもあり、実務に則した指導も受けられて良いようです。

しかし、Web上で詳しい内容を知ることができない場合もあり、直接問い合わせをする必要もでてきます。費用や開校時間などよく調べましょう。

職業訓練

いったん仕事を辞めている状態、もしくは辞める予定があるならば、ポリテクセンターや委託事業者によるCAD訓練科に通うのもいいでしょう。入学には選考があるものの、受講に費用はかかりません(テキスト代のみ)し、失業保険を受給している人は受給期間の延長も受けられます。

仕事をしながらの勉強ではなく集中して勉強できるため、訓練科の受付時期と失業のタイミングを合わせれば、この訓練が最も身につくと思います。

その他の手段

派遣会社に登録しておくと、様々な講座を受けることができます。Web上のe‐ラーニングもあれば、派遣会社の一角のスペースでエクセルの勉強ができることもあります。その中に時々CADの実習も含まれているのです。

しかし、これは派遣会社によって異なり、またどういったタイミングで実施されるかは派遣会社の人にもわからないそうです。頻度としては一般のスタッフ派遣より、技術系(テンプスタッフテクノロジー、パナソニックエクセルスタッフテクニカル事業部など)の派遣会社の方が多い印象です。講座というには時間数が少ないでしょうが、取り掛かりとしてはいい機会だと思います。

最後に

自分に合ったスクールを見つけるには、自分の目的をはっきりさせることが一番大事です。CADを習得して何がしたいのか、費用はいくらかけられるのか自分自身とよく相談しましょう。

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