〔AutoCAD〕43. 分解、ブロックのオブジェクトプロパティ

〔AutoCAD〕43. 分解、ブロックのオブジェクトプロパティ

【分解とは】

ブロックやポリライン、寸法、マルチテキストなどのオブジェクトは分解することができます。

メニューバーの”修正”→一番下にある”分解”、もしくはコマンド”EXPLODE”かショートカット”X”を入力して、分解したいオブジェクトを選択します。コマンドウィンドウに「認識された数」や、分解できないオブジェクトは「○個は分解できません。」と表示されるので、よくチェックしましょう。一度分解すると元に戻すことはできません(Ctrl+Zで戻るは可能ですが)。分解する場合は注意しましょう。

【ブロックのオブジェクトプロパティ】

ブロック定義を作成しましたが、この時のオブジェクトプロパティの設定によって挿入したブロックのプロパティがかわってきます。

上図にまとめましたが、以前「ByLayer」の説明をした時に「ByBlock」という単語を覚えているでしょうか?「ByBlock」はブロックを作成するときに役立ちます。分かりやすい色を変更した例をあげています。

まず①はブロック登録時の画層は「0」、色は「ByBlock」に設定しています。このブロックを挿入して画層を階段(階段レイヤーの色はyellowに設定)に変更すると、色が黄に変わりますね。では次にオブジェクトの色を「Green」に変更すると、緑になります。これを分解すると登録時の色と画層にもどります。

では②の画層は「0」、色は「ByLayer」はどうでしょう。色を「Green」に変更してもかわっていませんね。「ByLayer」は階段レイヤーの色を保ちます。

最後に③の画層は「Defpoints」、色は「Red」で登録したブロックはどうでしょうか。色を「Green」に変更しても赤色のままですね。そしてもう一つブロック登録時の画層を「0」以外にすると変わることが、画層を非表示にした時です。

上図は画層「階段」を非表示にした図になります。お分かりでしょうか?「Defpoints」でブロック登録したものは、挿入後に画層「階段」に変更したのに非表示になっていませんね。①・②の画層「0」で作成したものは画層を変更するとその画層に従うことになります。

「ByLayer」と「ByBlock」の違いが分かりましたか?

人によってブロック登録時のプロパティはかわりますが、おすすめは画層「0」で色・線の太さ・線種「ByBlock」が編集しやすいのではないでしょうか。

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