〔AutoCAD〕41. DWGとDXF

〔AutoCAD〕41. DWGとDXF

【DWGとDXF】

AutoCADは保存する際、拡張子がDWGかDXFか選択できます。この違いを理解しておくといいでしょう。

まずDWGはAutoCADを作成したオートデスク社のオリジナル拡張子で、バイナリー形式というAutoCAD専用のファイルフォーマットになります。通常図面を作成して保存する際はこちらを使用します。

ではDXFはというと、他のCADソフト(例えばJWやVectorWorksなど)でも開くことができるCADの標準的ファイルフォーマットです。

ですので、AutoCADを使用しているもの同士であれば、DWGの通常保存で問題ありませんが(バージョン違いはまた別の話です)、他社にデータを送る際別のCADソフトを使用している場合はDXFにすると、相手側でもデータを開くことが可能です。

しかし、DXFデータは完璧とはいえないのが現状です。DXFデータを他のCADソフトで開いた場合、文字化けやスプライン線が変形してしまう、寸法線のスタイルがかわったり、設定している線の尺度が変わってしまったり、ハッチングが消えたりといった問題があるのも事実です。ですので、必ずDWGを印刷したものやPDFを付けて相手に渡し、整合がとれているか見比べる必要があります。

こういった問題点がありますが、DXFはCADのスタンダードな拡張子ですので、データのやり取りはDXFを利用することが多いです。

以下にCADソフトの拡張子をご紹介します。

AutoCAD(.DWG)分問わず使用されています。

JW_CAD(.JWW)2次元に特化していて、建築分野でよく利用されています。

Vector Works(.MCD)さまざまな分野で利用されていますが、特に内装や空間デザインなどでよく使われています。3Dレンダリング機能があります。

SXF ISO国際規格(.SXF)電子納品する際に使用される標準ファイルです。国土交通省の主導で作成されたもので、土木分野では必ず利用するでしょう。

DRA-CAD(.MPZ)現在はあまり目にすることがありませんが、建築分野でよく利用されています。

CADソフトではないですが、Adobe Illustrator(.AI)デザイン向けのソフトで通称イラレ。PDFをイラストレーターで開いて、DWG・DXFに変換することも可能です。

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