〔AutoCAD〕37. 寸法スタイル

〔AutoCAD〕37. 寸法スタイル

【寸法スタイルとは】

寸法は色、文字の高さ、補助線など様々な設定があります。また、尺度1/10の図面の寸法と尺度1/500の図面の寸法では、尺度が違うので文字や矢印の大きさもかえないと、文字が大きくなったり小さくなって読めなくなったりしますね。そのような設定をそれぞれの尺度にあった寸法スタイルを作成することによって、簡単に作図することが可能です。

【寸法スタイルを作成する】

メニューバーの”形式”→”寸法スタイル管理”をクリックすると、「寸法スタイル管理ダイアログボックス」が開きます。①に現在はstandardが入っていると思いますが、standardを元に新しくスタイルを作成しましょう。②の「新規作成」をクリックします。S=1:100の図面に使用する寸法スタイルを作成するので、「新しいスタイル名」に「1_100」を入力して「続ける」をクリックしましょう。スタイル名には分かりやすいように尺度をいれておくと便利です。

①文字スタイルを設定します。MSゴシックにします。

②文字の高さを入力します。

③寸法値の位置を水平か寸法線に合わせるかISO標準にするかを選択します。寸法線の傾きにあわせましょう。

④寸法値の配置を設定します。上にしている図面がほとんどだと思います。

寸法スタイルはそれぞれの名称が難しいですね。下図を参考に寸法補助線や矢印、オフセット距離をプレビューを見ながら設定していきましょう。

色は「ByBlock」にしておくと後で編集しやすいのでおすすめします。矢印は会社によって使用しているものが違うと思います。よく使われているものは「30度開矢印」や「塗り潰し矢印」、「黒丸」あたりでしょうか。

後は基本単位で小数点以下の桁数を設定する「精度」なども設定しましょう。

すこしややこしいですが、基本単位の計測尺度についても説明します。これはレイアウト空間の「ペーパー」の状態で寸法を上げたいときに、ビューポートをS=1:100で作成していると寸法は1/100になってしまいますよね。本当は寸法値が500でも、5になってしまいます。そういった場合はこの計測尺度を100にして「レイアウト寸法記入のみに適用」にチェックをいれると、レイアウト上でも寸法値は500になります(自動で×100になる)。

設定が完了すると最後にOKをおしましょう。作成した寸法スタイルを現在に設定して寸法を上げてみて下さい。修正する場合は「寸法スタイル管理」を立ち上げて、修正をクリックすると編集できます。

寸法スタイルの設定は最初は難しいですが、設定する項目を覚えると簡単にできるようになります。

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