〔AutoCAD〕22. オフセット

〔AutoCAD〕22. オフセット

【オフセット】

オフセットとは平行な線や、同心円などを作成するコマンドです。

では図の用な図形を作成しましょう。円のオフセットになります。メニューバーの”修正”→”オフセット”、もしくはコマンド”OFFSET”か”O”を入力します。コマンドウィンドウに「オフセット距離を指定」と表示されるので、φ2000(半径1000)の円を基準にφ800(半径400)の円をオフセットするので、”600”と入力して”ENTER”をおします。コマンドウィンドウに「オフセットする側の点を指定」と表示されるので、円の内側でクリックしましょう。φ800の円が同心円で作成されましたね。これが基本のオフセット方法です。

オフセットコマンドは終了するまで連続して使用することが可能です。この場合、最初に入力したオフセット距離が適用されます。

また円でオフセットしましたが、線分やポリラインでも可能です。

図の①がポリラインで作成した1つのオブジェクトをオフセットしたもので、②は線分でかいたものを1つづつオフセットしていったものになります。元は同じ形でも、ポリラインか線分かでオフセットした後の形がかわってきますね。

【オフセットのオプション】

オフセットコマンドにも様々なオプションがあります。「通過点(T)」を入力すると、クリックした点上を通る位置にオフセットされます。他の基準になるオブジェクトがある場合は、距離入力の手間がはぶけますね。

他に「削除(E)」は「オフセット完了後に元のオブジェクトを削除しますか?[はい(Y) いいえ(N)]」と表示されるので、はいの”Y”を入力すると元のオブジェクトが削除されます。一度設定すると変更するまで適用されます。

最後に「画層(L)」はオフセットしたものを現在の画層にするか、元の画層と同じにするかを設定することができます。

【オフセットと水平に複写する違い】

建築で斜めの壁をかいたりする時に気をつけてほしいのが、オフセットと水平コピーの違いです。一見同じように見えますが、よく図をみてください。

右の水平コピーの図では、コーナー位置が真下にあるのに対して、左のオフセットした図ではコーナー位置も移動しているのがわかりますね。壁などの一定の厚みをかく時はオフセットが便利ですが、この違いに気をつけて使用しなければいけません。

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