〔AutoCAD〕21. 鏡像

〔AutoCAD〕21. 鏡像

【鏡像】

鏡像というと伝わりにくいかもしれませんが、反転のことです。コマンド名がミラーなのでミラーと呼ぶ人も多いかもしれません。図の用に左右対象や上下対象の図面を作成する時などは、この鏡像コマンドが活躍します。

左半分を作成したらメニューバーの”修正”→”鏡像”、もしくはコマンド”MIRROR”か”MI”を入力し、反転したいオブジェクトを選択します。次にコマンドウィンドウに「対象軸の1点目を指定」と表示されるので、図の中心線を2点クリックしましょう。最後に「元のオブジェクトを削除しますか?[はい(Y) いいえ(N)]」と表示されるので、対象の図形を作成したいので”Y”を入力します。すると選択したオブジェクトが反転されて、左右対象の図形が作成されましたね。

元のオブジェクトは削除したい場合は「いいえ」の”N”を入力します。

このようにして対象軸を基準にオブジェクトを反転することができる鏡像のコマンドはよく使います。対象軸は垂直・水平以外の斜め線でも可能です。

【文字を反転する】

図の用な文字や、文字と図形を反転させたい場合は注意が必要で、文字も反転させるか、文字はそのままで位置のみ変更するかの設定が必要です。

図の①は図形だけでなく文字も一緒に反転されていますね。文字は反転せずに図形だけを反転したい場合は、コマンド”MIRRTEXT”を入力してください。コマンドウィンドウに「MIRRTEXT の新しい値を入力 ○>」と表示されます。現在はこの○の部分の値がおそらく「1」になっていると思います。これを「0」に入力しなおしてください。これで文字は反転されずにいけると思います。

【180°回転と鏡像の違い】

よく180°回転と反転は同じと思っている方を見ますが、これは間違いです。結果として同じになってしまうことはありますが、違うと認識していてほしいです。

図をみれば分かるのですが、左が上下で反転したもの、右が180°で回転したものです。緑色の小さい長方形の位置が違いますよね。左右対象の図形だと、回転でも反転でも同じことですが、微妙に違う図面などは注意が必要です。特に右側用、左側用などの部品がある図面などは反転と回転のコマンドを注意しながら作図していくようにしましょう。

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