〔AutoCAD〕8. 削除する、移動する

〔AutoCAD〕8. 削除する、移動する

【削除する】

CADの基本操作、オブジェクトを削除する方法を説明します。

コマンドは”ERASE”または”E”、メニューバーからは”修正”→”削除”です。コマンド入力後、削除したいオブジェクトを選択して”Enter”、もしくは選択した後にコマンド入力して”Enter”でも可能です。

選択方法は前回ご紹介した「オブジェクト選択方法」の「交差選択」や「窓選択」、1つずつクリックしても選択できますが、その他にも様々な方法があります。この”ERASE”はコマンドウィンドウに指示がでてこないのですが、”?”を入力することでオプションが表示されます。その中でもよく使うオプションを紹介します。

”L” 最後にかいたオブジェクトを選択します。
”P” 最後の選択セットを選択します。
”ALL” すべてのオブジェクトを選択します。しかしロックされているレイヤは選択されていても削除されないため、注意が必要です。

また、オブジェクトを選択後、キーボードの”Delete”キーでも削除することができます。便利ですので是非覚えておいて下さい。

【移動する】

コマンドは”MOVE”または”M”、メニューバーからは”修正”→”移動”です。コマンド入力後、移動させたいオブジェクトを選択→移動の基点となる始点をクリック→移動させたい目的位置をクリックで移動します。

水平・垂直方向に移動させたい場合は、ファンクションキーの”F8”直交モードをオンにするとできます。直交モードをオンにしたまま、カーソルを動かしたい方向へおいて数値を入力すると、カーソル方向に指定した寸法に水平・垂直に移動できます。数値を入力して移動させる場合は水平・垂直方向が多いと思います。この”F8”を使うことでスムーズにできます。しかし注意しなければいけないのが、直交モードをオンにすると自分の思いとは違う箇所をクリックしてしまうことも出てくると思います。

また”Shift”キーを押したまま作業することで、一時的にオンにしたりオフにしたりすることも可能です。この場合は数値を入力しての移動はできません。

直交モードを常にオンにしておくか、オフにして”Shift”キーを使うかは使う人の好みですが、時と場合によって使い分けることをおすすめします。

X,Y座標を入力して移動させたい場合は、”@”と”,”を使用します。たとえば右方向に水平に500移動させたい場合、” @500,0 ”と入力します。下方向に垂直に500移動させたい場合、”@0,-500”と入力します。

※この他にも様々な移動距離の入力方法がありますが、よく使う方法を紹介しました。この直交モードや座標入力は移動コマンドの他に複写や線を引くなど、様々なコマンドでも同じように使用できます。

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